情報システム
写真提供:株式会社神戸製鋼所
お客様の問題点
10年以上前に導入したシステムを更新したいが、
- 導入から時間が経過した結果、システムを知る担当者がいなくなった。
- 何度か改造を行っているが、改造時にドキュメントの修正を行っていないので、最新の状況がわからない。
等の理由から、メーカーに何を作ってくれと言ったらいいのかわからない?
曖昧なままで依頼すると、見積金額が高い。
もっと、安価に更新したい。
当社のアプローチ
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設計ドキュメントの復元
既設システム資産として下記が残っていました。
- 製作時の設計ドキュメント(導入当時の資料)
- プログラムソース
プログラムソースの解読により、製作時の設計ドキュメントを最新版に訂正、もしくは、新たに設計ドキュメントを作成しました。
プログラムソースから復元不可能なものは、システムが出力する結果の検証やお客様のシステム利用者様からのヒアリングにより、作成しました。
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並行運転(パララン)による品質確保
新システムの動作を確実なものにするために、新旧システムを同時並行運転を実施し、新旧システムの出力結果が同じになるまで確認を実施。
実施例のシステム概要
導入後の評価
システムの稼動状況
本番切替後、順調に稼動中。
導入費用
新規開発費用より30%以上のコスト低減が図れている。
その他効果
- 既設システムの要件が不明確なシステムをお客様の手をかけずに更新できている。
- システム更新に併せて、既設システムの問題点、改善要望を対応し、更新に併せて機能アップできている。
- 更新時に設計ドキュメント・プログラムソースを最新化しており、管理できる状況になっている。