04
プラントエンジニアリングの司令塔として
すべての工程に一貫して携わるやりがい。
プロジェクトエンジニア兼
プロセス設計主担当
福谷 啓太 Keita Fukutani
プラント事業部 水素プロジェクト推進室兼
エンジニアリング部 プロセス技術室
2013年新卒入社/
理工学研究科 ソーシャルデザイン専攻 エネルギー・環境工学分野

プラントエンジニアリングの統括を担当。
技術者として社会的意義の大きな仕事を担当。

現在はプロジェクトエンジニアとして、液化天然ガスを貯蔵・気化・送出するLNGサテライト設備の建設プロジェクトに携っています。プロジェクトエンジニアはプラントエンジニアリングの全体統括を担うポジションであり、具体的にはプロセス・機器・配管・計電・土建といった各設計部署における技術仕様の内容確認及び取りまとめ、お客さまとの設計窓口、プラント建設に必要な法規的手続きを担当しています。また、プロジェクトの責任者であるプロジェクトマネージャの補佐も担っています。プラントの基本設計段階から着工、竣工までの全工程に一貫して関わることができるポジションなので仕事の責任が重いのですが、その分仕事を通して得られるやりがいも大きいですね。技術者として直接的にエネルギーインフラの整備や省エネに関与できるため、地域社会や地球環境にも貢献できる社会的意義の大きい仕事であると考えています。

初めてのプラント建設で大きく成長。
完成時の達成感は何ものにも代え難い。

入社4年目のときに初めてプロジェクトエンジニアを任されました。水素ステーションの建設プロジェクトだったのですが、その当時はプロセス技術以外の知識がほとんどなかったため、お客さまからプラント設備に関する技術的な質問を受けた際にも、即答することはほとんどできませんでした。そのため、お客さまから質問を受ける度に機器・配管・計電・土建といった各設計部署の担当者のもとへ足を運び、技術についての説明を受け、内容を理解した上でお客さまに返答するということを繰り返していました。当時は苦労も感じましたが、お客さまや各設計部署の担当者との信頼関係の築き方を学び、幅広い技術分野の知識を吸収することもできたので、このときの経験が自分自身を大きく成長させてくれたことは間違いありません。さらに納期が迫る中、官公庁から許認可を得るためのさまざまな手続きに苦労しましたが、先輩や上司のフォローもあり、なんとかやり遂げることができました。着工から一年近くかかりましたが、最終的にはお客さまから納得いただける状態で納品できましたし、プラントが完成したときに感じた喜びや何ものにも代え難い達成感は今でも忘れることができません。

将来はプロジェクトマネージャへ。
技術継承や研究開発にも力を入れていきたい。

水素ステーションやLNGサテライト設備など、私たちが手がけるプラントは「つくって終わり」ではありません。運営するのはお客さまですが、稼働後に点検を行う方々に対して技術や設備の説明を行うこともあるなど、プラント建設を担当した技術者としてさまざまな方から頼っていただけることもあり、その度に「自分たちでつくったプラントだ」という実感が得られます。特に水素ステーションなどは一般のお客様が利用される施設なので、自分たちのつくったものが多くの人々に利用され、地域社会に貢献しているという手応えを感じることも少なくありません。私は今後も目の前のプロジェクト一つひとつに集中し、お客さまや地域の方々に喜んでいただけるプラントをつくり続けたいと考えています。将来的にはプロジェクトエンジニアからプロジェクトマネージャにステップアップすることで、これまで以上に責任ある立場でプラント建設に携っていきたいですね。また、当社では技術継承を非常に重視しています。先輩エンジニアの技術をしっかりと受け継ぎ、多くの後輩に伝えていきたいですし、既存技術の継承だけでなく、当社独自の新しい技術・ノウハウを生み出す研究開発にも力を入れていくつもりです。

My Decision
入社の決め手

大学院で蓄電デバイスを研究していたこともあり、就活開始当初は総合電気メーカーを中心に検討していました。しかし、その当時は深刻なデフレで景気が悪かったこともあり、学生が希望を持てるようなビジョンを語れる会社はほとんどなかったのです。そんなとき学校主催の説明会で当社を知ったのですが、世の中が不景気であるにも関わらず、社を挙げて技術技能競技大会を開催するなど、人材投資に力を入れていることに魅力を感じました。大学院での研究内容と直接つながるような事業はないものの、専攻していた化学工学の知識を活かすことができ、以前から興味のあったエネルギー関連の仕事ができる可能性があったことが入社の決め手になりました。

The Spirit
この仕事の真髄

エンジニアに必要なものは主体性です。会社や上司から与えられるミッションをそのままこなすのではなく、「自分がプロジェクトを動かす」という意識を持つことで、与えられた以上のさまざまな仕事が見えてきます。また、プラント建設のプロジェクトでは多くの部署や人々が関わります。そのため、担当が曖昧になる仕事も発生しやすいのですが、主体性を持って仕事と向き合うことで、そうした「宙に浮いた仕事」の存在に気づきやすくなり、トラブルを未然に回避することができます。主体性を持ち、仕事の幅を広げることで責任の範囲も広がりますが、その重みだけ自分を成長させることができますし、より大きな仕事のやりがいにもつながると思っています。